味トレンドレポート・番外編「味」への好奇心旺盛な社員が、とっておきのトピックをお届けします!

味のトレンドはこう変わった【2008年→2011年】

苦味強めのコーヒー感アップへシフト

  コーヒードリンク(ミルク)の味マップは、「苦味」(苦味雑味/食)と「ミルク感」(にがり系苦味)の2軸で描画した。0点にはコカ・コーラ社の「ジョージアエメラルドマウンテンブレンド」を置き、多くのアイテムが位置するゾーンを黄緑色の破線部で囲った。
  まず、2008年の味マップから見ていくと、「スタンダード」(ここでは、甘味として糖類のみを使用したミルク入りコーヒーの商品群を指す)の商品群が「ジョージアエメラルドマウンテンブレンド」の近辺に数多く見られ、ベンチマークとなっていると思われる同商品と同じような味を持つ商品が数多く存在していたと思われる。既に2008年当時は「微糖」(甘味としての糖類を「スタンダード」よりも減らし、高甘味度甘味料で甘味を補った商品群を指す)系のアイテムも数多く登場し、「ワンダ金の微糖プレミアム」など、「スタンダード」と味の近い商品も登場している。
  ところが、2011年の味マップになると、各アイテムは拡散し、主要商品群が位置するゾーンも広がりを見せた。
  特に苦味が強めのゾーンのアイテムが増え、よりコーヒー感を強く感じることができるアイテムが消費者に受け容れられるようになってきたものと思われる。
  ちなみに、33のカテゴリでこのような味のトレンドシフトを追った「味トレンドシフトレポート2011→2012」は近日発売予定である。

図1