味トレンドレポート・番外編「味」への好奇心旺盛な社員が、とっておきのトピックをお届けします!

【味香り戦略研究所 プレスリリース】

食を楽しむ力をチェックできる「味わい力テスト」を共同開発しました!
現代人の食を楽しむ力をわかりやすく評価。味わい力には食への意識が密接に関与。
~学習院女子大学品川教授監修のトレーニング法で味わい力UPを目指そう~


  味覚や香りを科学的な指標で評価する株式会社味香り戦略研究所(本社:東京都中央区/代表取締役:小柳道啓)は、高橋酒造株式会社(本社:熊本県人吉市、代表取締役社長:高橋光宏)と共同で、食を楽しむことのできる日本人を増やしたいという考えにより、学習院女子大学日本文化学科・環境教育センター品川明教授の監修のもと、「食を楽しむ力」を測るための「味わい力」テストを開発しました。

  「味わい力」とは、先天的・動物学的な五味の認識力(いわゆる味覚力)とは異なる、後天的な「食を楽しむ能力」を指します。「味わい力」は、以下の5つの指標を総合的に判定します。

1「食への意識」:食への意識や興味などをスコア化
2「味覚感度」:五味識別テスト+濃度識別テスト+認識力テスト(しょうゆ・ダシ・食材・酒の認識力)をスコア化
3「食に関する表現力」:食材や料理に関する自由記述(量+項目)をスコア化
4「食の知識」:素材や料理画像と合うものを選択枠より選択するテストをスコア化
5「食の経験」:食材の料理画像の喫食頻度をスコア化

  012年6月に福岡在住の30~40代の主婦111名を対象に「味わい力」テストを実施した結果、高い「味わい力」保有者は、34%(38名)、対して「味わい力」の低い「現代型味オンチ」は、66%(73名)という結果となりました。「味わい力」のスコアには、「食への意識」が強く影響を及ぼしていることが分かりました。

味わい力が高い人は食への意識が高い

  今回、福岡で実施した「味わい力」テストの結果を解析したところ、各指標の中で「食への意識」が他の指標に対して強い影響を与えていることがわかりました。右図のように、食への意識は他の指標の成績に強い相関を示しており、その他の要素よりも密接に影響を及ぼしあっていることがわかります。「味わい力」を高めるためには、食への知識や表現能力を磨く必要もありますが、これらの要素と最も関係が深いのは食への意識レベル。日ごろから食に対して興味と関心をもつ事が食を楽しむ為には必要不可欠である事が判りました。

各評価スコアの関係性図1