平素より格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
おかげさまで、味香り戦略研究所は本日9月17日、設立20周年を迎えることができました。これもひとえに、日頃よりご支援いただいているお客様、ご関係者の皆様のおかげであり、深く感謝申し上げます。
当社は2004年、味覚データを取り扱う企業として設立されました。当時、味覚データという概念はまだ新しく、食の味わいを数値化するという試みは未知の領域への挑戦でした。この20年間で、社会は大きなデジタル化の波に乗り、私たちが扱う情報の形も変化しました。それに伴い、データの活用範囲も食品業界を超え、小売業、食品流通、家電開発、医薬・健康分野、さらにはフードテック産業にまで広がっています。
今後の20年、そしてさらにその先も、社会は大きな変化を遂げることでしょう。その変化を敏感に捉え、味覚データだけでなく、においや食感、色、個人の嗜好など、あらゆる感性データを活用できるよう、フードテックシンクタンクとしてさらなる努力を続けてまいります。お客様のニーズに応えるだけでなく、新たな価値を創造するために、革新を追求してまいる所存です。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
株式会社味香り戦略研究所
CEO 代表取締役社長
小柳 道啓