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トップメッセージ

私たちは、食品の「味」を数値化する手法を用いて「味」をわかりやすく表現し、味覚データベースを基軸に食にまつわるコンテンツ、マーケティング並びにコンサルティングサービスを提供する会社です。従来は味覚データベースの構築などマスマーケティングを中心に活動してまいりましたが、消費者個人の嗜好性を明らかにする解析エンジンの開発などターゲットマーケティング、ダイレクトマーケティングに向けた取組みも現在強化しています。

「味」を構成する要素としては、味覚、におい、食感、温度、見た目(色)、音の他、食事を実際に行うユーザーの出身地、年代、育った食文化環境など文化的、人類学的な側面など多くの影響因子があります。

今まで、「味」というと人間の主観により表現されることが多く、共通のイメージを持って語ることが困難でした。異なる主観を持った人と人とが共通のイメージを持って「味」を語ることができるようになれば、人の「味」に対する興味、好奇心そして食への関心はより深まると考えております。

世界の食マーケットでは、食品ロスや食品残渣など環境問題、高齢化社会の到来による食と福祉、食と健康の両立に向けた研究開発、宗教や食習慣の違いなど多様化する消費者ニーズとしてのハラルフード、ベジタリアン、ビーガンマーケットの成長など多種多様な課題が出てきています。持続可能な社会の実現として国連が推奨するSDGs(持続可能な開発目標)にも食に関連した複数のテーマが謳われています。

私たちは、人間が持つ相対的かつ主観的な「食感性」、「おいしさ」に定量的、科学的な視点を導入し、デジタル技術での問題解決手法として世界中の食品の味覚データなどビッグデータなどから、AI解析技術も駆使し、次世代のフードテックシンクタンク企業として、食品に関連した様々な社会問題に対して問題解決、課題解決に向けた研究、開発を継続してまいります。

私たちは、今後とも人々の食への関心を喚起し、食文化のさらなる発展に貢献できるように努力してまいります。
代表取締役社長
小柳 道啓