味や香りを科学的な手法で分析、評価する株式会社味香り戦略研究所(本社:東京都中央区)は、個人の好き嫌いについて、食品の味データに基づいた解析を行いパターン化に成功、「味ごのみ・好き嫌いデータベース」として確立いたしました。
サマリー
■ 開発に成功した味の好き嫌いのパターンは32通り以上。
■ベースは10年余の歳月を費やし収集した食品の味データ。
■味の「好み」だけではない!味の好き嫌いデータで分かるものとは・・・?
■味の好き嫌いデータは、世界最強のコミュニケーション・ツール!
個人の味の好き嫌いを食品の味データで解析!味の好き嫌いデータは世界を救う!?
味の好き嫌いの前に永らく孤独を強いられた人類の歴史がいよいよ終わる――。
今回開発した味の好き嫌いのパターンは、特定の食品カテゴリに属する食品群から、「好きなもの」として選択された6種類の食品の味データのうち、「甘味」、「酸味」、「旨味」、「塩味」、「苦味」の基本五味を合成し、32通り以上に分類したものです。食品の味データにより明らかにされる個人の嗜好、即ち人類の味の好き嫌いを可視化することに成功、「味ごのみ・好き嫌いデータベース」として確立いたしました。従来、味の好みは個人のもの。「あなたと私は分かり合えない」のが当然だった我々の宿命は、大きな転機を迎えたのです。
[味の好き嫌い 特定のプロセス]※好きな味の特定方法の一例です
① 特定の食品群から好きなものを選ぶ
② 選択された食品の味データを参照する
③ 味データを合成する
④ 味の好き嫌いを特定する
画期的な「味ごのみ・好き嫌いデータベース」の基になるものは、10年余りの歳月を費やし分析、収集した551カテゴリ、約10万件から成る食品の味データ。食品の味に個人の好みをクロスさせることで、味の「好き」と「嫌い」の抽出に成功いたしました。
既にお気付きだと思いますが、「味ごのみ・好き嫌いデータベース」では、日本人の味の好き嫌いについて、男女別、年代別、地域(都道府県)別等、セグメントされた情報を得ることができます。また、他の調査結果と合わせて解析することにより、味の好き嫌いが個人の性格や食品以外の好き嫌い、行動パターンや活動内容等と、どのように関係しているのかを推測することも将来的には可能です。
そのため、たとえば婚活中の男女がパートナーを選ぶ際、味の好き嫌いデータを判断基準の一つとすることができます。互いの味の好き嫌いを知ることで、より相互理解が深まるため、文字どおり酸いも甘いも噛み分けた、味わい深い人生を送ることができるのです。【図1】
また一方で、購買情報等の他のビッグデータと味の好き嫌いデータを合わせて解析することにより、どのような味が、どの地域の、どの年代に好まれるのかを探ることができるため、商品開発や販売計画に必要なマーケティングに要する時間と労力が大幅に削減できます。
セグメントされた味の好き嫌いデータの活用方法は多岐に渡ります。地域別、都道府県別の味の好き嫌いデータを基とした地方創生事業により、地域経済は活性化され、日本経済の発展に拍車がかかります。更に外国人の味の好き嫌いデータを通じて、世界各国の嗜好を知ることができるのです。【図2】
ここまで来ると・・・そうです! もうお分かりですね。 世界規模で収集された個人の味の好き嫌いデータの表すものは、各国の国民性そのものです。 味の好き嫌いデータは人類最強のコミュニケーション・ツール、味の好き嫌いデータを通して、国と国とが相互理解を深められる、そんな時代が遂に訪れたのです。
味の好き嫌いデータで世界平和を! 味香り戦略研究所の挑戦はまだまだ続きます。
味香り戦略研究所について
「食」を科学する株式会社味香り戦略研究所では、味・香り・食感等の「おいしさ」の可視化技術を活用し、10万件を超える食品の味覚データベースを構築。これを基にフードデジタルソリューションサービス、具体的にはパーソナライズド食品の開発や海外マーケットに向けての味のカスタマイズ、味覚と健康に関するコンサルテーション等を提供しています。
【URL https://www.mikaku.jp/】
本件に関する報道関係者 お問合せ先
株式会社味香り戦略研究所 矢嶌・吉田
TEL 03-5542-3850 / FAX 03-5542-3853 / お問い合わせフォーム
※本コンテンツは、4月1日限定のエイプリルフール企画です。