「アンコンシャスバイアスに気づこう!」の日である8月8日にちなんで、一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所主催のイベント「ハットニャール博士の研究所」が開催され、味香り戦略研究所は「おいしさ」をテーマとした授業を担当しました。会場の東京国際フォーラムには、夏休みを利用して参加した約300人の小学生が集まり、盛大なイベントとなりました。
アンコンシャスバイアスとは・・・何かを見たり、聞いたり、感じたりしたときに、「無意識に“こうだ”と思い込むこと」。日本語では、「無意識の思い込み」などとも表現されています。
イベントでは6つのテーマの「とびら(教室のことを「とびら」と言う)」があり、参加者は当日くじ引きでどの「とびら」に入るかが決まります。
「おいしさのとびら」では、「おいしさ」を分かりやすく、楽しく伝えるために、味わう、においを嗅ぐ、味を組み合わせるなど、五感を刺激するさまざまな体験ツールを用意して子どもたちを迎えました。




「おいしさのとびら」と聞いて、「どんな美味しいものが食べられるのだろう?」と期待に胸を膨らませてとびらにやってくる子どもたち。残念ながら実際の食べ物はありませんでしたが、次々に展開される体験を通して「おいしさ」の仕組みにハッと気づいてくれたら嬉しいです。
授業の最後に、タカハシ博士からひとこと。
「嫌い!苦手!は思い込みかも。味のパズルをお家でも研究してみてね!」
子どもの味覚はまだまだ発展途上です。新しい味にどんどんチャレンジして、味覚の幅を広げ、豊かな食生活を送ってほしいというメッセージを伝えました。
味犬博士はまたどこかに登場するかもしないかも!?
また次回お会いできる日を楽しみしています。

総合プロデューサー・小国士朗氏(中央)、アンコンシャスバイアス研究所 代表理事・守屋智敬氏(右端)、理事・太田博子氏(右から二人目)
一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所
https://www.unconsciousbias-lab.org/
ハットニャ―ル博士の研究所 イベントレポートはこちら
https://hatto88.com/report/event01/