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プレスリリース

「サステナブル食品」事業化検討に向けた研究開発を開始

 株式会社味香り戦略研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小柳道啓、以下 「味香り戦略研究所」)は、「サステナブル食品」事業化の検討に向け、東洋紡株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:竹内郁夫、以下「東洋紡」)と共同で「サステナブル食品」の研究開発を開始しました。

 持続可能な社会の実現に向けた意識が世界的に高まる中、食の分野では、食料の安定供給、生産・物流現場における環境負荷の低減、飢餓と食糧不足の解消など、さまざまな課題の解決が求められています。近年、環境負荷を減らしながら生産する「サステナブル食品(フード)」として、プラントベースフード(植物性の食材から成る食品)などが注目されていますが、味や香りの向上が今後の普及に向けた課題とされています。

 当社は、設立以来積み重ねてきた10万アイテムを超える味データなどをデータベース化し、商品開発や品質管理、売場づくりといったコンサルテーションをフードデジタルソリューションとして提供し、食品産業の発展に貢献しています。持続可能な社会の実現として国連が推奨するSDGs(持続可能な開発目標)にも食に関連した複数のテーマが謳われています。当社では、人間が持つ相対的かつ主観的な「食感性」、「おいしさ」に定量的、科学的な視点を導入し、次世代のフードテックシンクタンク企業として、食品に関連した様々な社会問題に対して問題解決に向けた研究、開発を志す立場から、東洋紡が立ち上げたサステナブル食品事業プロジェクトに共感し、「サステナブル食品」の研究開発をともに開始いたします。

 両社は、当社が培ってきた食にまつわる分析・解析技術とデータ活用の見識、東洋紡が長年バイオ・ライフサイエンス領域で培った知見や技術を掛け合わせることで、より多くの方においしく食べていただける「サステナブル食品」を共同で研究開発することなどに合意し、試作品の開発等、本格的に活動を開始しました。今後、試作品の改良を重ねるなどしながら、「持続可能な食料供給と健康寿命の延伸に貢献し、誰もがおいしく食べることができる安全で安心な食品」として位置付ける「サステナブル食品」の実現に注力するとともに、将来における事業化の検討を進めていきます。

 味香り戦略研究所は、サイエンスとテクノロジーを活用し、個人の嗜好・健康に最適な食を提供できるフードテックシンクタンク企業として、食文化のさらなる発展に貢献してまいります。

東洋紡株式会社について

代表者:代表取締役社長 竹内郁夫
本社所在地:大阪府大阪市北区梅田一丁目13番1号 大阪梅田ツインタワーズ・サウス
事業内容:フイルム・機能マテリアル、モビリティ、生活・環境、ライフサイエンス分野における各種製品等の製造、加工、販売。プラント・機器の設計、制作、販売。各種技術・情報の販売。
URL:https://www.toyobo.co.jp/

会社概要

株式会社 味香り戦略研究所【https://www.mikaku.jp/
本社所在地:〒104-0033 東京都中央区新川 1-17-24 NMF 茅場町ビル 8F
代表取締役社長:小柳 道啓
設立年:2004年9月
事業内容:フードデジタルソリューション事業

本件に関する報道関係者 お問合せ先

株式会社味香り戦略研究所(矢嶌)
TEL 03-5542-3850 / MAIL sales@mikaku.jp