味香り戦略研究所では、2004年の創業以来、毎年解禁日に合わせボジョレーヌーボー(以下BN)の代表製品の味覚分析を実施しています。2023年はBNの味覚分析に加え、嗜好性診断を活用した嗜好タイプ別に好まれるおすすめのBNをご提案します。
ボジョレーヌーボーの代表銘柄「ジョルジュ・デュブッフ」の味わい
【図1】【図2】は2023年のジョルジュ・デュブッフBNの味わいのバランスを、歴代の製品と比較したものです。2023年の味の特徴は、酸味・複雑さ・渋みが昨年・平年よりかなりしっかりしていることから、豊富な有機酸とタンニンによる熟成変化が期待できるヴィンテージと言えそうです。
また、分析を続けてきた18年間で類のない特徴的なバランスとも言えます。実際に飲んでみると、酸味があるのに複雑さとタンニンの渋みが円熟味を醸しているような味わいでした。
ボジョレーヌーボー9品の味わい分布
【図3】には市販品BNの測定データを示しました。アルベール・ビショーは酸味・渋みのしっかりとした今年の傾向を体現したような味わいです。ラブレロワは酸味が際立ってフルーティーな味わいで、アンリフェッシとジョルジュ・デュブッフBVN SelectionPlusは、比較的穏やかな味わいです。
嗜好性診断「コレスキ」でわかる⁉
嗜好タイプ別におすすめのボジョレーヌーボーを提案
個人の味の好みを調べる嗜好性診断を用いて、嗜好タイプ別におすすめのBNをピックアップしました。色々あってどれを選んだらいいの?という方は参考にしてみてください。
まずは「コレスキ※」を実施してあなたの嗜好タイプをチェックしましょう!
※嗜好性診断「コレスキ」とは?
味香り戦略研究所が提供する、個人の味の好み(嗜好性)を6分類・22タイプに判別するオンライン診断ツール。12万件超の味覚データベースから独自のアンケートプログラムと嗜好性診断ロジックを確立することで、世界で初めて個人の「おいしさ」である味の嗜好性を科学的に示すことを可能にした。
味香り戦略研究所について
「食」を科学する株式会社味香り戦略研究所では、味・香り・食感等の「おいしさ」の可視化技術を活用し、12万件を超える食品の味覚データベースを構築。これを基にフードデジタルソリューションサービス、具体的にはパーソナライズド食品の開発や海外マーケットに向けての味のカスタマイズ、味覚と健康に関するコンサルテーション等を提供しています。
【URL https://mikaku.jp/】
会社概要
会社名:株式会社 味香り戦略研究所 【 https://mikaku.jp/】
本社所在地:〒104-0033 東京都中央区新川1-17-24 NMF茅場町ビル8F
代表者名:小柳 道啓 設立年:2004年9月 事業内容:フードデジタルソリューション事業
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